経理入門

 5. 請求、支払(書類は必ず保管)

売り上げたとき

取引をして商品を引き渡したり、サービスを提供したら、請求書を発行します。

場合によっては引渡し時に納品書とセットで発行することもあるでしょう。


現金で売り上げたら、領収書を発行します。

市販の複写式のものでも、エクセル形式で作成してもかまいません。

見本はネットですぐに見つかります。


ポイントは必ず控えを取っておくこと。

発行漏れのチェックや先方からの問い合わせに対応するためです。

連番があったほうが探しやすいですが、番号にこだわるあまり、

発行がスムーズに行かないようでしたら、なくてもかまいません。


仕入れたとき、費用の支払をするとき

受け取った請求書・納品書、レシートなどはセットにして日付順に保管します。

相手先別、科目別でもよいでしょう。


支払い期日ごとの管理がお勧めです。

ざっくりと、今週支払い、今月支払い、来月支払いと分けます。

支払が滞ると信用に響きますので漏れのないよう。


支払いが済んだものは、“支払済”のハンコを押すとか、支払日を朱書きするなどして、

明確にわかるようにしておきます。


支払い漏れのチェックと同時に、二重払いの予防になります。